英語でhospitalは気軽に使わない
私たちは風邪をこじらせて発熱した時に病院に行きますよね。
その時、皆さんは英語でどのように表現しますか。
「I'm going to hospital. 」と表現するとこれは間違いです。
"clinic"を使うことが多い
clinicが私たちが普段風邪などでかかるような個人病院や診療所を指す言葉ですので、hospitalというとどんな大病をしたのかと人によってはびっくりされることもあるでしょう。
メモ
hospitalは基本的に、手術を要したりするような入院施設が整備された総合病院を指しています。
そのために、もし「I'm going to hospital. 」とネイティブの方に伝えた場合、この人は相当な病気を抱えているのだろうかと勘違いされてしまうことがあります。
間違いではないですが風邪程度でかかる病院はclinicと覚えておきましょう。
日本でも小さめの個人病院に対して「〇〇クリニック」という名称を付ける病院も多いのでなんとなくクリニックは小さな病院というイメージは湧きやすいのではないでしょうか。
I'm going to clinic. は間違い!
では、正しい表現として"I'm going to clinic. "と自信満々に応えたら、実はこれもちょっとネイティブの方には馴染みのない言葉になります。
私たち日本では「病院に行ってくるよ!」という表現を使うことが多いですが、あまり英語圏の方はそのような表現は使いません。
"I'm going to see a doctor. "で、直訳すると「医者に会ってくる」
つまり「病院行ってくるよ!」が正しい表現になります。
もし英語圏で病院にかかる時はぜひ
I'm going to see a doctor.
と使いましょう。
アメリカは医療費が高額にかかるので注意
注意
アメリカで風邪になって病院にかかりたいという時、あまりにも安易に考えていると後で費用に衝撃を受けることがあるかもしれません。
実は風邪などの症状程度で病院にかかった場合でもアメリカでは200ドルもの金額が請求されます。
日本は1,000円程度なので雲泥の差ですが、これは日本は医療費3割負担(高齢者は1割)で済んでいるためです。
アメリカでは全額負担になるので高額になってしまいます。
しかも待ち時間が非常に長くなることも考えられ、アメリカの方たちは風邪程度であれば市販薬で直している方がほとんどです。
万が一のために保険に入っておくと安心でしょう。