日本語のドンマイ!の励ましは英語では通じない
スポーツなどで仲間が失敗した時に声を掛ける言葉として「ドンマイ!」という言葉があります。
これは英語の「Don't mind」から来ていると聞いたことがある方がほとんどだと思います。
「mind」はそもそも「~を気にする」という意味があるので
否定する「Do not」を付けてドンマイと使っていると思われがちですが、
実はこれは仲間が失敗した時の声掛けで使われる言葉ではありません。
英会話のDon't mindはどういった意味があるの?
Don't mindという言葉がまったく使われないわけではありません。
「I don't mind.」という形で使われます。
しかし、仲間への励ましで掛ける言葉として使うものではなく、
「相手から〇〇してもいいでしょうか」と許可を求められた際に使う答えとして使うのです。
I don't mind.
「構いませんよ」
「窓を開けてもいい?」
「もちろんいいよ!」
この文章は、「窓を開けてもいいでしょうか?」という言葉ですが、直訳すると、「窓を開けることを気にしますか?」という意味になりますので、回答は「No,I don't mind.」=「いや、気にしないよ。」と答えます。
励ます時に使うドンマイ!の英会話フレーズ
英会話の中でドンマイにあたるフレーズはいくつかあります。
Don't worry about it.
「心配しないで」「大丈夫だから」
という意味で使われます。
また、スポーツなどの場面でミスをした時などに気持ちを切り替えて気にするなという時に使うフレーズは
Shake it off. 「どんまい!」「切り替えて!」 これはshakeに払いのけるという意味が含まれているので払いのける形で気持ちをサッと切り替えてという意味が込められています。
It's not a big deal./No big deal. 「大したことないよ!」
It’s OK. /You good.
「大丈夫!」
It’s gonna be alright!
「何とかなるから大丈夫!」
励ましたい場面で、それぞれの意味あてはめて伝えたいフレーズを使い分けるようにすると良いでしょう。