助けてほしい時いつでも「Help me」ではおかしい?
助けてほしい時に思いつく英会話のフレーズの一つとして「Help me」があるのではないでしょうか。
手軽に使えて、もちろん相手に伝える簡単な表現です。
しかし、この時のHelp meはどちらかというと緊迫した状態である場合や緊急事態の際に使う表現であり「命の危険があるから助けて!」と言う時に使うことが多いです。
注意
ビジネスシーンなどでちょっと手を貸してほしいなと言う時に、Help meを使うと大げさな表現になってしまうので避けるようにしましょう。
特に多用するのはあまり良くないので気を付けてください。
ただし、
「Could you help me with this? 」
「これ手伝ってもらっていいですか?」
という聞き方ならばHelp meを使うこともあります。
ちょっと手を貸してほしい時に使いたい場合
助けてほしい場面というのはだいたいちょっと助けてほしいという時ではないでしょうか。
緊急事態ということはなかなかないと思います。
手を貸してほしい時に使う表現は
Will you give me a hand?
「ちょっと手を貸してもらえますか?」
Helpよりわかりやすくて手助けしてほしい思いが伝わるのです。
そしてgive me a handは、相手に伺うという気持ちも込められているのでよく使われています。
このほかにもlend me a handという表現も使われます。
Would you lend me a hand? 「手を貸してくれますか?」
という意味になるので同様に使えるのです。
お願いしたい時にはfavorを使うのもアリ
手伝ってほしいことを前提にお願いしたいことがある時、頼み事を何かしたい時は、あえて助けてというよりも
Could you do me a favor?
「お願いしてもいいでしょうか?」
Could you ask you a favor? 」
「お願いを聞いてもらえますか?」
と伝えるのも良いでしょう。
直接的で、助けてもらいたい状況なんだということが相手に伝えることができますので、きっと手が空いている方は助けてくれることでしょう。
ポイント
ちなみに、人にお願い事をする際の表現はいくつかありますが、CanやWillを使うよりもCouldやWouldを使う方がより丁寧な表現になります。
ビジネスシーンや知らない人にお願い事をする際には、敬語のような意味で
"Could you~"や"Would you~"
を使うと良いでしょう。