もう一度聞き直したい時、Pardon?でいいの?
相手の話が聞き取れなかった場合、もう一度言ってほしいという機会があります。
この時に学校で学んできたのは「I beg your pardon? 」や「Pardon? 」ではないでしょうか。
確かにこれを伝えれば相手はもう一度繰り返して言ってくれます。
“Pardon?” は、本来は “I beg your pardon?” から来ており、直訳すると「あなたの赦しを乞います。」となりますが、転じて「すみません、何とおっしゃいましたか?」という意味で使うようになりました。
この表現はそもそも相手に許しを請うという意味があり、基本的にちょっと丁寧すぎる言い回しなので、親しい友人・知人や家族には使うと違和感な表現です。
今回の記事では、話している相手や状況に応じた”もう一度聞き直したい時の英会話フレーズ”をご紹介します!
仲の良い友人、家族に聞き直す場合
Come again?「もう一回言って」
このフレーズはよく口語表現で使われています。「もう一回言って」という時に使われます。
What did you say?/What's that?「なんて言った?」
人によっては受け取り方でちょっと挑発的に聞こえるケースもあるので言い方を優しく言うと良いでしょう。
I didn't catch that.
「今の聞き取れなかった?」
今の聞き取れなかった(もう一回言って)というニュアンスも含まれているので、このフレーズを使うとゆっくり話してくれる可能性があります。
知人程度の方や目上の方に聞き直す場合
Could you say that again?
「ちょっともう一度言って頂いてもいいですか?」
「Come again? 」だとちょっと気安い感じの表現になるので、目上の方などにかしこまって「ちょっともう一度言って頂いてもいいですか?」と伝えたい時は「Could you say that again? 」と聞くと良いでしょう。
さらにより丁寧に伝えたい時は語尾にfor meを付け加えて「Could you say that again for me? 」と伝えると良いでしょう。
Excuse me? 「すみません」
よく聞く表現として「Excuse me? 」もよく使える表現で、これはカジュアルなシーンにもフォーマルなシーンでも使える表現です。
これだけで「失礼ですがなんとおっしゃいましたか?」「失礼だけどなんて言ったかな?」という意味になります。
Could you go over that again?
「もう一度説明してもらえますか?」
これもまたビジネスシーンで使える表現になります。
声が小さくて聞き取りづらかった時に使える表現
Could you speak a little louder?
「もう少し大きな声で言ってもらってもいいいですか?」
相手の声が小さくて聞き取りづらい時は使える表現になります。
このような時には「Could you speak a little louder? 」=「もう少し大きな声で言ってもらってもいいいですか?」と言うと良いでしょう。
速い、難しい時に使える表現
Could you speak more slowly?
「もう少しゆっくり喋ってもらえませんか?」
これは海外に行ってまもない頃はすごく便利なフレーズなのでぜひ覚えておきましょう。
何度聞いても分からない時に使える表現
I’m so sorry, I don’t understand.
「すみません。理解できません」
何度聞いてもやはり分からない時も誰でもあります。正直に「理解できません」「わかりません」と言いましょう。
I don’t get it.「わからない」
“I don’t understand.” の他にも、もっとくだけたフレーズになります。