「わからない」はシチュエーションによって変わる
日本では、いろいろな意味で「わからない」という言葉を使い分けています。
とても便利な言葉ですが英会話においては細かくシチュエーションによって単語が変わってきます。
今回は、英会話において「わからない」という言葉を正しく伝えるフレーズをいくつかご紹介していきましょう。
知識がない時や事実や理由を
認識しているかどうかの場合
自分が携帯電話をなくしたとして、携帯電話のありかを知っているかどうかを相手に尋ねられた場合、わからない時に" I don't know. "と使います。
つまり、その事実を知らない時はこのフレーズを使うのがベストです。
また、知識がないというケースでも" I don't know. "は使われています。
For example
「僕の携帯どこにあるのか知らない?」
「知らなーい」
理解していない時に使う場合
相手の言っている意味が理解できない状態の時は、理解するという意味の"understand"を使用します。
たとえば、学校などで先生の
For example
「言っていることはわかった?」
「わかりません。」
また、このほかにも理解するという意味は"get"という単語も使うことがあるのです。
つまり、理解できないという時に"I don't get it. "と使うケースもあります。
ポイント
この言い回しは、カジュアルなフレーズになるので口語としてよく使われる言葉です。
友人や家族に伝える時は"I don't get it. "がよく使われます。
For example
「この映画理解できた?」
「わからなかったよ」
見当もつかずさっぱりわからないような場合
尋ねられた質問に対して見当もつかないほど、まったくわからないというシチュエーションもあるのではないでしょうか。
このような時は、"I don't know. "よりも強めの"I have no idea. "と伝えると良いでしょう。
For example
「彼が何をやっているかわかる?」
「全然わからない」
おおよその見当はついているが確かなことはちょっとわからないという場合
わからないと言う時、ちょっとわからないというケースもありませんか。
一度聞いたことがあっても忘れてしまった時やなんとなく見当はついていてもいい加減な返事はできないものです。
そんな時、答えに自信がなくて「ちょっとわからないな」と伝えたくなるケースもあるでしょう。
このような時は、"I don't know. "ではなく" I'm not sure. "と伝えると良いでしょう。
これは確信が持てない状態で「わからないのです」という意味を含めて伝えることができるので大変便利な言葉です。
For example
「これは何ですか?」
「よく分かりませんが、調理用のものかしら?」
まとめ
英語で「わからない」というフレーズは、 “I don’t know.”や“I don’t understand.”だけではないということがおわかり頂けたでしょうか?
また、これらのフレーズは決して間違いではないのですが、使う相手によっては、イメージが悪く聞こえてしまうこともあるということを覚えておいてください!