「英会話に文法は重要!!」「日本人は文法ばかり勉強しているから話せないんだ」「子供や外国人は文法は意識していない」
など、人によって全く逆の意見が言われていて、結局どうすれば。。。と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は英語を話すためには英文法学習は必要かどうかを解説していきます。
英文法は必要か?
結論としては【英文法の学習】は人によっては必要で、人によっては必要ではありません。
当たり前の話ですが、人それぞれ英会話スキルを身につけようと思った時のスタート地点が違います。
全く英語について触れたこともない。少し大袈裟にいうとアルファベットもわからない。そんな方は日本語と同じで、ひらがなを最初練習したように英語について学ぶ必要があります。
しかし、日本では義務教育で基礎的な英文法が頭に入ってる人がほとんどです。そんな方は英文法を特に学習する必要はありません。英会話のトレーニングしていくうちに思い出してくると思います!
心配であれば、今回【英会話スキルを身につける上で最低限の英文法】を紹介するので、復習してみましょう!
英会話スキルを身につける上で最低限の英文法
最低限の英文法は2つ
・語順
・7W1H 疑問詞
語順の違いをを理解しよう!
日本語と英語では語順が違います。
英語の場合
I have a pen.
S(主語)⇨V(動詞)⇨O(目的語)
日本語の場合
私はペンをもっている。
S(主語)⇨O(目的語)⇨V(動詞)
「S:主語」や「V:動詞」などの英単語を文型どおりに配置することによって意味を成すのが英語です。
そして、単語をどこに配置するかによって意味が変わってしまうのも英語です。なので英語の基本的な語順であるSVOはしっかり抑えておきましょう!
英語の大前提
- 英語の文の基本は、『主語』+『動詞』+『他の言葉』の順番で作る!
- 日本語のように、主語を省略しない!
- 主語の後に『動詞』がくる!
- 英語は日本語とは語順が違うので、違和感がある。
7W1H 疑問詞を理解しよう!
疑問詞とは?
疑問詞とは、理由や時間、場所などなにかを具体的に尋ねる時に使う語のことです。疑問文で使われます。
疑問詞の種類
疑問詞の種類は、一般的に「7W1H」と呼ばれています。これは、よく使う代表的な疑問詞の頭文字に由来していて「W」から始まる疑問詞が7つ、「H」から始まる疑問詞が1つということを表しています。
what「何?」
when「いつ?」
where「どこ?」
who「だれ?」
why 「なぜ?」
which「どちら〜?」
whose「だれの〜?」
how「どのように?」
疑問詞の種類を一覧で確認したところで、それぞれの疑問詞の詳しい使い方を解説していきます!
what「何?」
whatは、「なに」という意味で不明な対象について質問する時に使います。
What is your name?
(あなたの名前はなんですか?)
What time is it now?
(今、何時ですか?)
What do you want to do ?
(何がしたいですか?)
What kind of mushroom is this?(これは何の種類のきのこですか?)
when「いつ?」
whenは、「いつ」という意味で、日時を尋ねる時に使います。
When do you play soccer?
(いつサッカーをしますか?)
When is your birthday?
(あなたの誕生日はいつですか?)
When are you getting married ?
(あなたはいつ結婚の予定ですか?)
where「どこ?」
whereは、「どこ」という意味で、場所を尋ねる時に使います。
Where is my pen?(私のペンはどこですか?)
where do you live?
(あなたはどこに住んでいますか?)
Where did you go yesterday ?
(あなたは昨日どこへ行きましたか。)
who「だれ?」
whoは、「だれ」という意味で、人について尋ねる時に使います。
Who did you meet yesterday?
(あなたは昨日誰に会いましたか?)
Who do you like ?
(あなたは誰が好きですか?)
Who are you?
(あなたは誰ですか?)
ちなみに初対面の人と会った時に、相手が何者なのかを尋ねる際に「Who are you?」と聞くのは失礼なので気を付けてください。「What is your name?(あなたの名前はなんですか?)」
why 「なぜ?」
whyは、「なぜ」という意味で、理由を尋ねる時に使います。
Why~?で質問された時は、基本的にBecause~.(~だから/~なので)と答えます。
Why was Tom upset?
なぜトムは動転していたのですか?
Why do you like it?
(あなたはなぜそれが好きなのですか?)
Why will you go to Japan?
(なぜ日本へ行くつもりなのですか?)
To meet my friend.
(友達と会うためです。)
ちなみに、最後の例文のように、目的を答える場合は「To~.」を使うこともできます。
which「どちら〜?」
whichは、「どちら」という意味で、2つ以上の対象物を比較してなにかを尋ねたり、選ぶ時に使います。
Which is your favorite, Sushi or Ramen?
(寿司とラーメン、どちらが好きですか?)
Which colour do you like?
(何色が好きですか?)
Which of the two is the prettier? その2人のうちどちらのほうがきれいですか.
whose「だれの〜?」
whoseは、「だれの」という意味で、物事の所有者を尋ねる時に使います。
「who」と「whose」で混乱しやすいですが、whoは「だれなのか?」と人そのものについて尋ねるのに対し、whoseは「だれのものなのか?」とものの所有者について尋ねる時に使います。
Whose is this?
(これは誰のですか?)
Whose bag is this?
(このバッグは誰のものですか?)
how「どのように?」
howは、「どのように」という意味で、程度や方法を尋ねる時に使います。体調や天気について聞く時にも使う便利な疑問詞です。
How old are you?
(あなたは何歳ですか?)
How much is it?
(おいくらですか?)
How is the weather is Tokyo?
(東京の天気はどうですか?)
How are you?
(元気ですか?)
まとめ
英会話を習得する上での最低限の文法は理解できましたか?
・英語の語順
・7W1H 疑問詞
この2つがある程度理解できれば、十分伝わる英語というのは使えます!
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