英会話の間になぜか日本語が出てきてしまう方へ
英単語のボキャブラリーはそれなりにあって、街中で外国人観光客から道を尋ねられたら道案内くらいはできるという方や海外旅行先でのショッピングやレストランの利用などに困ることはないという方、目下、英会話を勉強中でビジネスの現場でも、どうにか会話がつなげるようになったという方でも、思わず出てきてしまう日本語があります。
それは「えーっと。」「なんだっけ?」「そのー。」といったつなぎ言葉です。
それなりに英語が話せるのに、道を聞かれて案内すべき次の単語が思い浮かばなかった場合やビジネスで英語での質問の答えに困り、考え込んだ時など、思わず日本語が出ていませんか。
英語がそれなりに話せる人でも、なぜか、つなぎ言葉が日本語になってしまう方が少なくありません。
日本語がまったくわからない相手にとっては、わずかな日本語でも何を言っているのだろうと不安になるものです。
今回の記事で、英語でよく使われるつなぎ言葉をマスターして、英会話での間の取り方もうまくなりましょう。
よく使われるつなぎ言葉
"you know…"
「なんかさ、」「ていうか」定番な表現です。
"it's like…"
「なんていうか」「なんか〜」「みたいな〜」といった意味合いです。
"That's kinda…"
「それちょっとさ、」という意味合いで、よく使われます。
"I mean…"
「つまり、」といった意味合いで、考えをまとめきれない時などに「あれだよ。」といったニュアンスです。
"I don't know…"
「なんか、よくわからないけど」「たぶん」的な意味として使えます。
"well…"
「えっと」「その」といった意味合いで、日本語でのつなぎ言葉でも日常的によく使われている言葉と同じです。
"let me think…"
「えーっと、ちょっと待ってね」「考えさせてね」というように使えます。
次の言葉が出てこなかったらどんどん使おう
つなぎ言葉を並べてみると、「そういえば、中学校で習った英語の教科書に出てきた言葉だ。」「外国人へのインタビューの時や海外ドラマや映画にもよく出てくるフレーズだ」と思ったのではないでしょうか。
ネイティブパーソンも、日常的にどんどん使っている言葉なので、つなぎ言葉を間合いに入れると、英語ができる風に見えてきます。
とりあえず間合いに困ったら、つなぎ言葉を並べるだけでも会話が成り立つほど使える言葉です。
いくら使っても失礼にはなりませんが、やはりTPOはわきまえましょう。
道案内や友達との会話なら良いですが、ビジネスの場で使いすぎることや英語による面接で使いすぎるのはNGです。
日本語で「えっと」を連発するのがまずい場は、英語でも同じです。