「Enjoy!」はダサかった!?
「楽しい」という英語は「Enjoy」だと思う日本人は大半でしょう。
ただそれをネイティブの友人にそのまま使ったら、Your English sucks! =「お前の英語ダサいな!」と言われてしまったというエピソードがあります。
「えっ!?習った英語と違う!」「そんなこと言われたらショック!」と思ってしまいますが、実はそれがリアルな感想です。
そうならないようにするためには、ネイティブが今、普段使っている生きた英語の言い回しを身につけるしかありません。
果たして「楽しい!」は、英語でどう言えばいいのでしょうか?
1.I have jun! 「楽しい!」
楽しい時によく使う言い回しです。
楽しさの表現ではfunはとてもよく使われるので、ぜひ自然に口から出てくるようにしておきましょう。
相手に言う時には、
Have jun! 「楽しんで!」
I'm having jun! 「楽しんでるよ!」
と返すこともできます。
過去形にすれば、
I had fun! 「楽しかった!」
と感想を伝えることもできます。
2.Have a blast! 「超楽しい!」
日本語で言えば「超楽しい!」といったニュアンスになりますが、使われる頻度は低めかもしれません。
同じような気持ちを込めたいなら前述のhave funを使って、
I have a lot of fun!「ものすごく楽しい!」
と言えば、同じくらいの強調になるからです。
3.It was fun! 「めちゃくちゃ楽しかった!」
「めちゃくちゃ楽しかった!」というニュアンスになります。
過去形ではI had funがありましたが、こちらのほうがより楽しさのレベルが上がるイメージです。
It was so fun! 「超楽しかった!」
という言い方も良いでしょう。
4.I have a good time! 「すごく楽しい!」
こちらも「すごく楽しい」という意味になります。
goodではなくgreatにしても良いでしょう。
I have a great time! 「すごく楽しんでいるよ!」
こちらも相手に伝える時に、
Have a good time! / Have a great time!
「楽しんで!」
もちろんhadと過去形にすることで、とても楽しんだという気持ちを伝えることもできます。
Such a good time! / Such a wonderful time
「楽しかった!」!
いろいろな言い回しで表現の幅を広げよう
Enjoyがダサい、と言われてしまった人の話を冒頭で書きましたが、もちろんそれがネイティブ全員の感想ではありません。
ただ、同じ「楽しい!」という気持ちを伝えるのにも、一つの単語だけを連呼するようでは、本当に伝えたい感動は伝わらないでしょう。
なるべくたくさんの言い回しを身につけて、自分の感情を豊かにアウトプットしていくことが、ネイティブとの距離を縮める大切なポイントと言えます。