「go」と「come」は
簡単なようで難しい
日本語で
「go」は「行く」
「come」は「来る」です。
英語のクラスの最初に出てくるような簡単な単語なので、誰でも知っていることでしょう。
注意ポイント
ところが会話の中では、日本語では「行く」と表現するような場面で、「come」が使われることも少なくないのです。
そのため、いったいどちらを使ったら良いのかよくわからないという人も多いようです。
そこでどのように「go」と「come」を使い分けたら良いのか、以下にわかりやすく説明しましょう。
「come」を使う場合とは?
まず「come」を使う場合の例文を見てみましょう。
ポイント
このように「come」あるいは「coming」を使う場合は、会話している相手のところに向かっていくようなシチュエーションの場合に使います。
もう一つ例文を見てみましょう。
会話をしているそのお友達と一緒について行くというシチュエーションなので、「Can I go」というよりも、「Can I come」のほうが会話の流れにぴったりきます。
「go」を使う場合とは?
では、「go」はどのような場合に使うのでしょうか。
「go」は話している相手のところではなく、どこかの場所に行くような場合に使います。
例文を見てみましょう。
この会話では、公園に行きたいという言う相手のところに行くのではなく、また一緒について行くというのでもなく、まったく別の場所である公園に行くということを表現しているので「go」を使います。
もう一つ例話を見てみましょう。
ポイント
このようにどこか違う場所に行く場合に、「go」あるいは「going」を使います。
また、今いる場所を立ち去るような場面でも「go」を使います。
I’m going now…「そろそろ行くね。」
簡単に使い分けられる
相手のところに行くような時には、「come」あるいは「coming」を使い、
会話している相手とはまったく別の場所に行く時には、「go」あるいは「going」を使います。
とてもシンプルな使い分け方なので、最初は意識するかもしれませんが、会話していくうちにだんだんと無意識のうちに使い分けることができるようになるでしょう。